新築一戸建てで行う防音対策のポイントを解説します!

せっかく家を建てるのであれば、ストレスの少ない住まいにしたいですよね。
そのためには防音対策が欠かせません。
この記事では、弘前市の工務店が防音対策のポイントについて詳しく解説します。
新築住宅をお考えの方はぜひ参考にしてください。

□対策が必要な音とは?

快適に暮らすために、対策が必要な音は3種類に分けられます。
以下ではこの3種類の音についてご説明しますので、ご家庭の様子や住まいの周辺状況からどの音の対策が必要なのか考えてみてください。

1つ目は外からの音です。
家で過ごしていると、外から車の音がしたり、人の声が聞こえたりしませんか。
家の場所によっては、電車の音やお店の音が聞こえる場合もあります。

2つ目は地面を伝って聞こえる音です。
楽器による音は地面を伝い、隣人の住まいまで届きます。
家でピアノやギターを弾く方であれば、この音を重点的に対策しましょう。

3つ目は家の中の音です。
キッチンや子供部屋などの部屋からも音が出ます。
ご家族で暮らす以上、多少の生活音は仕方ありませんが、不快に感じる場合は対策が必要です。

□防音対策のポイントとは

防音対策は新築時に行うのがおすすめです。
生活をスタートしてから対策しようとすると、新築時より費用がかかる可能性があるからです。
そこでここからは、家づくりにおける防音対策のポイントを3つご紹介するので参考にしてください。

1つ目は気密性と断熱性を高めることです。
気密性と断熱性が高い家は、外からの音を壁で遮断します。
もし壁で遮断できなかった音があったとしても、断熱材が音を遮るため、遮音性の高い家にできます。
隣の家との隙間があまりない場合は、気密性と断熱性を高い家づくりを心がけましょう。

2つ目は間取りで騒音被害を減らすことです。
実は、騒音は間取りを工夫することで対策できます。
騒音が出やすい浴室やトイレは、なるべく寝室やリビングから遠ざけることをおすすめします。
また、隣人とのトラブルを避けるために、騒音の出やすい部屋を壁側にしないように間取りを工夫しましょう。

3つ目は畳を敷くことです。
畳はイグサでできており、これには音を吸収する性質があります。
そのため、畳を用いることにより家庭内で生じる騒音を軽減できます。
防音対策も兼ねて畳を使った和室を作ってみてはいかがでしょうか。

□まとめ

今回は新築住宅の防音対策について詳しく解説しました。
防音対策をする際は、外からの音、地面を伝って聞こえる音、生活音の中でどの音を対策したいのかきちんと考えましょう。
対策法についてもご紹介したので、ぜひお役立てください。
弘前市で新築をお考えの方がいらっしゃれば、一度当社へご相談いただけると幸いです。

照明のスイッチをどこに配置するべきかを解説します!

注文住宅をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、照明のスイッチを設置する場所です。
部屋を照らすのに必要なスイッチが不便な場所にあると、生活がしづらくなります。
そこで、この記事では弘前市の工務店が照明のスイッチについて詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。

□スイッチの位置をシミュレーションする際のポイントとは

注文住宅では、スイッチの位置をご自身で決める必要があります。
使いやすい場所に設置するため、以下の3つのポイントに気を付けましょう。

1つ目はスイッチが分かりやすく、使いやすい場所にあるかどうかです。
スイッチの場所がすぐに分からなければ、照明をつけたいときにすぐつけられません。
またスイッチは高さや大きさも重要になるので、実際の生活をイメージして場所を決めましょう。

2つ目は照明を消すときのことも考えることです。
スイッチをつけるときだけでなく、消すときの使いやすさも重要です。
特に、リビングの照明スイッチの位置を消しづらい場所に配置してしまうご家庭は多いため、注意しましょう。

3つ目はスイッチが家具や扉で隠れないように設置することです。
家具の背が高かったり、横幅が長かったりするとスイッチが隠れる場合があります。
家具の配置をシミュレーションしながら、スイッチの位置を決定しましょう。

□部屋ごとのおすすめのスイッチ位置とは

上記では、スイッチを設置する際のポイントをご紹介しました。
そこでここからは、部屋ごとにおすすめのスイッチを紹介します。
玄関、リビング、寝室の照明のスイッチが決まっていない方は、ぜひ参考にしてください。

まず玄関ですが、荷物を両手で持っていたり、子どもを抱いていたりするとスイッチを押せません。
そのため、人感センサー付きのスイッチにすることをおすすめします。
またセンサーのスイッチであれば、防犯性も期待できます。

次にリビングは、食事をしたりくつろいだりとさまざまな用途で利用する場所です。
そのため、状況に合わせて照明の明るさを選べる調光スイッチにするのがおすすめです。
リモコンがあれば動かなくても明るさを調整できるため、より便利になるでしょう。

最後に寝室ですが、寝室もリモコン付きのスイッチを用いることをおすすめします。
就寝時、ベットで横になってしばらく時間を過ごす方もいらっしゃいますよね。
もしリモコンがあれば、眠たくなったときに布団から出なくても電気を消せるため、体が温かいまま気持ちよく眠れるでしょう。

□まとめ

今回は住宅における照明のスイッチについて詳しく解説しました。
スイッチの場所を考える際は実際の生活をイメージして、使いやすい位置に設置しましょう。
また、部屋ごとに合ったスイッチを用いることも大切です。
照明のスイッチにお困りの際は、この記事を参考にしてください。

掃除しやすい家づくりのポイントを解説します

新築をお考えの方の中で、掃除しやすい家にしたいとご希望の方はいらっしゃいませんか。
掃除は毎日の家事であるため、素早く済ませたいですよね。
そこで今回は、掃除しやすい家づくりのポイントについて弘前市の工務店がご説明します。
ぜひ参考にしてください。

□掃除がしやすい間取りとは

家のつくりを少し工夫するだけで、一気に掃除がしやすくなります。
以下では、間取りの工夫例を3つご紹介するので、ぜひお役立てください。

1つ目は凹凸のない間取りにすることです。
凹凸や段差など、平らでない場所が多ければ多いほど、掃除がしにくくなります。
デザインにこだわることは家づくりの楽しみの1つですが、掃除のしやすさを考えると、なるべくシンプルなつくりの方が良いでしょう。

2つ目はコンセントの位置を考えることです。
コード式の掃除機を使用する際に掃除したい場所とコンセントの位置が遠く、困った経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この問題は、コンセントの位置と数を工夫することで解決できます。
家の間取りを考える際は、掃除機をかけやすい場所にコンセントを設置しましょう。

3つ目は掃除の導線を意識することです。
掃除のためのルートがあると、移動の手間が省けて楽に掃除ができます。
特に、脱衣所と洗面所の場所を近くすると掃除がしやすくなるので、実践してみてください。

□掃除しやすい家の特徴とは

上記では、家の間取りの工夫例についてご紹介しました。
続いては、掃除しやすい家の特徴を部屋ごとに説明します。
知っていると必ず役に立つので、ぜひ参考にしてください。

はじめにリビングについて紹介します。
リビングは部屋の形が掃除のしやすさに大きく影響します。
四角形の部屋であれば、四隅にホコリが集まるので、汚れを取りやすくなります。
逆に複雑な形にすると、それぞれの角を掃除する必要があるため、掃除に手間がかかってしまうでしょう。

また、家具と床や壁の間に隙間があると掃除が大変になります。
隙間の掃除が不要になるよう、床や壁にできるだけ家具を近づけて設置するようにしましょう。

次に玄関について紹介します。
玄関は土や泥で汚れやすい場所です。
そのため、玄関の外に屋外用の玄関マットを置くことをおすすめします。
また、靴置き場と廊下の間に段差を設置することで、土ぼこりが住宅内に入ることを避けられます。

最後に寝室について紹介します。
ベッドと床の隙間には、どうしても汚れが溜まりやすくなります。
掃除の手間を減らしたいのであれば、ベッドの下に収納スペースに設けて隙間を埋めてみるのも一つの手です。
また、壁にできるだけ近い位置にベッドを配置することで、掃除がしやすくなります。

□まとめ

今回は掃除のしやすい家のつくりについて詳しく解説しました。
掃除をしやすくするには、凹凸がなくシンプルな間取りで、掃除の導線を考えた家にすることが大事です。
弘前市で新築をお探しの方がいらっしゃれば、いつでも当社へご相談ください。

玄関ポーチを設けるメリットをご紹介します

「玄関ポーチについて知りたい」
新築住宅の購入をお考えの方で、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、玄関ポーチについて解説します。

□玄関ポーチとは

玄関ポーチとは、玄関前で屋根のある出入り空間のことです。
これにはさまざまな形があり、外観のデザイン性を高めるためにあえて庇を設けないものもあります。

一戸建て住宅では、玄関ポーチをどのようなものにするのかで外観デザインは大きく変わります。
さらに、外出時や帰宅時に必ず通る場所であるのはもちろん、来客する方がはじめて触れる場所でもあります。
そのため、外観の印象を左右する箇所の1つだと言えるでしょう。

また、玄関ポーチにはメリットが2つあります。

1つ目は、気持ちを切り替えられることです。
玄関ポーチを設けることで、家に入る前に気持ちを切り替えられます。
例えば、道路からいきなり内玄関となった場合、気持ちの切り替えが難しいことがありますが、玄関ポーチを設けると家に入る前にちょっとした間が生まれます。
そのため、外と内の気持ちの切り替えができるスペースだと言えるでしょう。

2つ目は、雨よけになることです。
玄関ポーチには庇があるため、雨よけにもなります。
さらに、外出時には傘を開く場所として、帰宅時には傘をたたむ場所としても利用できます。

□玄関ポーチを作る際のポイントとは

*広さを意識する

玄関ポーチを作る際には2~3人が同時に利用できるくらいの広さが理想的です。
この広さであれば、雨の日にゆっくり傘を差せるスペースになるでしょう。
さらに、傘の雨水や服の汚れを落とす、加えて荷物やベビーカーなどの一時的な置き場所としても利用できます。

*玄関ドアの開き方を確認する

玄関ドアの開く方向や可動範囲をあらかじめ確認しておきましょう。
確認していない場合、ドアを開け閉めする際にスペースのほとんどが埋まってしまったり、壁などにぶつかってしまったりする場合があります。

*玄関ポーチの床材や傾斜に配慮する

玄関ポーチは、濡れやすく汚れやすいスペースです。
そのため、玄関ポーチの床材は色やデザイン性に加えて、濡れても滑りにくい素材がおすすめです。

□まとめ

今回は、玄関ポーチについて解説しました。
玄関ポーチには、雨よけや気持ちの切り替えスペースになるというメリットがあるので、ぜひ検討してみてください。
また、当社は弘前市にて新築住宅の建設をする工務店です。
新築の住宅をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。


2階リビングのメリットとデメリットをご紹介します

「2階リビングについて知りたい」
注文住宅をお考えで、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は2階リビングについて弘前市の工務店が解説します。

□2階リビングとは

2階リビングとは、リビングを2階に配置する間取りのことです。
特に、都市部の住宅密集地などで採用されていることが多いですが、それ以外の場所でも採用されることが増えています。
これが採用される理由はさまざまですが、そのはじまりは狭小住宅地で発生する不満を解消するところが大きな理由だと言えるでしょう。

しかし、そうした理由以外に選ぶメリットはもちろんあります。
そこで、次に2階リビングのメリットを3つ紹介します。

1つ目は、日当たりが良く採光が確保できることです。
1階リビングは、時間帯によって十分な採光が得られない場合があります。
その点、光が差し込みやすい2階をリビングにすると、日当たりが良くなり十分な採光を確保できます。

2つ目は、開放感を得られることです。
1階リビングによりも視界を遮るものが少ない2階のほうが、開放感を得られます。
また、外からの視線も届きづらいため、開放感を味わいながらくつろげるスペースになるでしょう。

3つ目は、天井を高く取れることです。
2階リビングでは室内空間の有効活用も実現できるため、屋根の形状を生かすことで天井の高いリビングにできます。
また、ロフトスペースや屋根裏部屋を活用するなど間取りの幅も広がるでしょう。

□2階リビングの注意点とは

*搬入が大変

リビングに必要な物を置く場合、2階リビングでは階段の昇降が必要になります。
階段の広さが十分であれば大きなものも運び込みやすいですが、狭ければ搬入できるものに制限がでます。

*階段の昇降が大変

小さなお子さんや年配の方がいらっしゃるご家庭では、階段の昇降は負担になってしまいます。
そのため、2階リビングを検討する際には家庭の状況で判断することをおすすめします。

*敷地や周辺環境を確認

土地が2階リビングに適しているかどうかという点を最初に確認しておく必要があるでしょう。
なぜなら、周辺に高い建物がある場合、日光が入りにくくなってしまうからです。
2階リビングの居心地の良さは敷地や周辺環境に左右されるので、あらかじめ確認しておくことが大切です。

□まとめ

今回は、2階リビングについて解説しました。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
また、当社では弘前市にて注文住宅に関するご相談を承っております。
お気軽にご相談ください。

弘前市で新築を検討中の方へ!工務店が資金計画について解説します!

新築の住宅を検討中で、資金計画にお悩みの方はいらっしゃいませんか。
そのような方は、それを立てる際のポイントについて把握しておきたいですよね。
そこで今回は、資金計画について、それを立てる際のポイントと合わせて解説します。

□資金計画とは

資金計画とは、中長期的な収入と支出を算出し、適切な購入予算を決めた上で、その支払計画と返済計画を立てることです。
そのため、住宅購入の予算を組むことだけではありません。

例えば、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、住宅購入以外にも教育費にお金をかける必要がありますよね。
その場合、想定していたよりも教育費がかかり、住宅ローンの返済が苦しくなってしまっては大変です。
このような事態を避けるためにも、住宅購入以外にもどんな支出があるのかを把握して、適切な購入予算を検討する必要があります。

このように、中長期的な視点から資金計画を立てることは住宅を購入際には必要不可欠です。

□資金計画を立てる際のポイントとは

*自己資金を把握する

新築の家を建てる際には、手持ちの資金と相談しながら、本体価格や諸費用などを計算した大まかな総額と、頭金をどのくらい用意して、住宅ローンにどれだけ充てるかなどの目安を把握する必要があります。

多くの方が住宅ローンを利用し頭金を用意しますが、無理に捻出することは避けましょう。
なぜなら、病気になったりケガをしたりした場合にはお金がかかってしまい、このようなことはいつ起こるか分からないからです。
そのため、頭金を用意する際には無理をせずに、万が一の場合に備えて生活費を預貯金として手元に残しておくことをおすすめします。

*希望の家の費用はどのくらいかを把握する

家を建てるときには、土地や家の建築にかかる費用だけでなく、引越し代や新調する家具などにかかる費用も計算することが大切です。

その際には、家を建てる際には本体価格だけでは建たないということに注意しましょう。
例えば、土地をすでにもっており3000万円の予算で家を建てる場合、家の本体価格が予算と同じ額であれば予算を超えてしまいます。
なぜなら、家を建てる際には本体価格だけでなく、付帯工事費や税金、諸費用がかかるからです。

□まとめ

今回は、資金計画について、それを立てる際のポイントと合わせて解説しました。
資金計画を立てる際には、今回の記事で紹介してポイントを参考にしてみてください。
当社は弘前市にて新築の住宅に関するご相談を受け付けている工務店です。
今回の記事でご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。


自然素材の漆喰について弘前市の工務店が解説します!

「自然素材の漆喰について知りたい」
自然素材の住宅をお考えで、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、自然素材の漆喰について弘前市の工務店が解説します。

□漆喰とは

漆喰とは、石灰に由来する塗り壁材のことです。
長い年月をかけて海から地表へ隆起してきたサンゴ礁を原料にしており、これを加工して作り上げられます。
また、サンゴ礁が原料となっているため漆喰の色は白色であり、自然の深みを感じられるでしょう。

サンゴ礁を原料としていると聞くと、抵抗を感じる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、漆喰は世界的にも決して珍しくない壁材なのでご安心ください。
日本だけでなく、アメリカやヨーロッパ、中国など世界中の建物に広く利用されています。

□漆喰のメリットとは

これまで、漆喰とは何かについて解説してきました。
それでは、漆喰にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、漆喰の具体的なメリットについて解説します。

そのメリットは、主に5つあります。

1つ目は、経年劣化しないことです。
内壁に使われることが多いビニールクロスは経年劣化します。
例えば、黄ばみが発生したり、壁紙が剥がれたりしてしまいます。
そのため、10年ほど経過したら壁紙を一新するのが一般的です。

その点、漆喰は長い年月を経ても劣化しないと言われています。
さらに、ほこりが付着しにくいので美しい状態を保てるでしょう。

2つ目は、さまざまなテイストに合うことです。
「漆喰は和風な家にしか合わなさそう」とお思いの方は多いはずです。
しかし、漆喰のデザインはさまざまなので、表面の仕上げ方によっては和風な家だけでなく洋風の家にも合います。

3つ目は、調湿性に優れていることです。
漆喰は微細な多孔質の素材であるため、吸湿性と放湿性に優れています。
そのため、湿度の高い時期には湿気を吸い込み、乾燥しやすい時期には湿気を放出することで、空間の湿度を調節できます。

4つ目は、耐火性に優れていることです。
漆喰の防火性は高いです。
そのため、万が一火災が発生した場合でも有害なガスの発生を防げるでしょう。

5つ目は、抗菌性があることです。
漆喰は強アルカリ性という性質をもっています。
これは殺菌剤としても使われているほど強い成分なので、漆喰壁に細菌やカビが発生しにくくなります。

□まとめ

今回は、自然素材の漆喰について解説しました。
また、当社ではサンゴの漆喰を使った家づくりをしております。
今回の記事で漆喰を使った家を建てたいとお思いになった方は、ぜひ当社までお問い合わせください。


注文住宅をお考えの方へ向けて! 弘前市の工務店が階段の種類について解説します!

「階段の種類について知りたい」
「階段の種類によって特徴が異なるのか」
注文住宅をお考えで、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
その場合、階段について考える際のポイントも把握しておく必要があるでしょう。
そこで今回は、階段の種類と階段について考える際のポイントについて解説します。

□階段の種類とは

階段の種類は、主に4つあります。

1つ目は、直階段です。
これは、下階から上階までを一直線で結ぶ階段のことで、最も人気のある種類です。
昇降する際のリズムが変わらないため、転倒しにくく、家具の搬入などがしやすいのがメリットです。
一方で、一度足を踏み外してしまうと、下まで落ちてしまうことがあります。
そのため、掴みやすい位置に手すりを設置し、勾配に注意して安全性を高める必要があるでしょう。

2つ目は、かね折れ階段です。
これは、途中で直角に折り曲がり、90度向きが変わる階段のことです。
1つ目のものよりも下まで落ちてしまうリスクは低いですが、斜めである部分は他の段と面積が違い、踏み外しなどにつながってしまう場合があるでしょう。

3つ目は、折り返し階段です。
これは、途中で踊り場を挟んでコの字に折り返す階段のことです。
2つ目のものよりも広い面積を確保する必要がありますが、その分踊り場に広さが生まれます。
一方で、途中で180度折れ曲がるため大型家具の搬入が少し大変です。

4つ目は、らせん階段です。
これは、らせん状に昇降する階段のことです。
最大のメリットとして、デザイン性に優れており、個性的な雰囲気を楽しめることが挙げられます。
また、狭い場所に設置できるので自由度の高さもメリットの1つとして挙げられます。
一方で、段の中心に近いほど踏める面積が狭くなるので足もとに注意が必要です。

□階段について考える際のポイントとは

*蹴り上げと路面のバランス

昇降しやすい階段を作るためには、蹴り上げと踏面のバランスが重要になります。
詳しく説明すると、一般的に蹴上げを2倍した大きさと、踏面の大きさの合計が60センチメートルになるように設計すると良いとされています。

*階段の配置

階段の配置を考慮していない場合、廊下を長く設計することになってしまったり、移動が不便になってしまったりすることします。
そのため、あらかじめ配置を考えておく必要があるでしょう。

□まとめ

今回は、階段の種類と、階段について考える際のポイントについて解説しました。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
また、当社は弘前市に注文住宅に関するご相談を承っている工務店です。
お気軽にご相談ください。