変動金利と固定金利の違いについて解説します!

住宅ローンを借り入れる際に悩みの種となるのが、「どのような金利タイプを選択すれば良いか」です。
そのような方は、金利のタイプ別の特徴を掴んでおくと、判断しやすいです。
そこで今回は、「変動金利と固定金利の違い」と、「金利タイプを選ぶ際の判断基準」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□金利タイプ別の特徴

*変動金利について

この金利は、返済途中に利率が変動します。
金利タイプの中では、利率が1番低く設定されていることが多いです。
この利率は半年ごとに見直され、5年ごとに返済額が変更されます。
ただし、返済額は前回の返済額の125%以下までにしかならず、超えた分は次回に繰り越されます。

つまり、半年ごとの利率の変動を見て、次回の返済額の予想ができます。
その猶予期間で、次回の支払いの準備をすることになるでしょう。

*固定金利について

この金利は、利率が変動しません。
変動金利に対して、利率が高く設定されていることが多いです。

この金利はさらに、一定の期間のみ金利を固定するタイプのものと、ずっと金利が一定のものに分けられます。
一定期間の終了後に金利タイプを再度選択することになります。

□どちらの金利タイプを選ぶと良いか?

結論から述べますと、これら金利はライフステージに合わせて選択すると良いでしょう。
自分たちの状況を鑑みて、より良い金利タイプを選ぶということになります。

たとえば、「計画的に返済したい」と考えているとします。
家庭がある人や、計画的な返済が自分に合っていると思う人が、これに当てはまるでしょう。
そのような人は、金利は比較的高いですが、固定金利が向いています。

他に固定金利が向いている人は、返済期間が長い人です。
期間が長くなるほど金利変動の動向が読めなくなるためです。

一方で、返済期間が短いという人は変動金利が向いているでしょう。
また、金利が高くならないと予想する人にも向いています。

他に変動金利が向いている人の特徴としては、以下のものが挙げられます。
・借入額が小さい
・資金が十分にある
これらの人は返済額が大きくなっても対応できる可能性が高いと考えられます。

□まとめ

金利タイプの選択は、一概にどちらが良いというものではありません。
人によって、時期によって選択すべき金利タイプは異なるのです。
そのため、自分のライフステージを考えることが、金利タイプを選ぶ基準となるでしょう。
今回の記事が、住宅ローンを組まれる方の参考になれば幸いです。

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