注文住宅で国産材をお考えの方必見!メリットとデメリットを解説します!

「国産材にはどんな良さがあるのかな」
「国産材にもデメリットはあるのかな」
そのような疑問を持った方も多いですよね。

そこで今回は、国産材のメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
家づくりで国産材をご検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

□国産材のメリットをご紹介!

国産材にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、国産材のメリットを3つご紹介します。

1つ目のメリットは、日本の気候に合った家を建てられることです。
日本には四季があるため、1年の間に気温や湿度が大きく変化します。

木材には環境に合わせて伸び縮みする性質があります。
輸入材も育ってきた環境に合わせて伸び縮みしますが、日本の気候にはあまり適していません。
国産材ですと長い期間日本の気候で育っているため、腐敗のリスクも大幅に減らせます。

2つ目のメリットは、輸入材と比べて輸送中のダメージが少ないことです。
海外から輸入する木材は何時間もかけて日本に輸送されます。
そのため、輸送中の揺れなどが原因で木材がダメージを受ける可能性が高いです。
一方、国産材は木材が現地に届くまでにダメージを比較的受けにくいです。

3つ目のメリットは、外来種のシロアリなどを持ち込むことがないことです。
輸入材を採用すると発生する危険の1つが外来種の持ち込みです。
外来種とは日本には生息しない生物のことで、住宅であればシロアリが危険視されています。

日本で確認されるようになったシロアリの外来種としては、アメリカカンザイシロアリが挙げられます。
これらは輸入材の中に生息していて日本に持ち込まれることがほとんどですので、国産材を使用するとこれらのリスクを減らせます。

□国産材のデメリットをご紹介!

上記でメリットをご紹介しましたが、反対にどのようなデメリットがあるのでしょうか。
ここでは、国産材のデメリットを3つご紹介します。

1つ目のデメリットは、流通量が少ないことです。
国産材は外国産と比べて流通量が少なく、手に入りにくいことがあります。
流通量が少ないと建材として使用したくてもなかなか手に入らず、完成までに時間がかかってしまうことに繋がります。

2つ目のデメリットは、加工するのに手間がかかることです。
国産材は乾燥させるのに時間がかかり、加工するのに高い技術を要します。
そのため、加工に手間がかかるという点がデメリットとして挙げられます。

3つ目のデメリットは、価格が高いことです。
国産材は流通量が少なく、加工に手間がかかるため、価格が高い傾向があります。

□まとめ

今回は、国産材のメリット・デメリットについて詳しくご紹介しました。
国産材について詳しくご理解いただく機会となりましたら幸いです。