住宅の種類による違いとは?家ができるまでの工程とともに解説します!

これから住宅を購入される予定の方は、住宅にはどんな種類があるかご存じでしょうか。
住宅の種類や、それぞれの特徴を知ることで、ご自身の生活スタイルに合った住宅を検討できますよね。
今回は、住宅の種類による違いや、家ができるまでの工程について、住宅の基礎を中心に解説します。

□住宅の構造の種類を4つ解説します!

1つ目は、木造建築です。
日本では昔からある構造のため、多くの人になじみのある建物でしょう。
木材が湿度を調整してくれるため、湿度の高い日本にとって適した構造です。
比較的低価格で、経済的にもメリットの大きい構造と言えるでしょう。

2つ目は、鉄筋コンクリート造りです。
マンションや、一部の戸建て住宅で使われています。
木造に比べて費用は高くなりますが、耐震性や断熱性の高さなど、様々な面で耐久性が高いことが魅力的です。
耐久性が高い反面、重量があるので地盤選びが重要になる点に注意しましょう。

3つ目は、鉄骨造りです。
鉄骨造りの中でも、重量鉄骨と軽量鉄骨の2種類があります。
特に、前者はマンションのような大型の建築物に、後者は戸建て住宅や店舗のような比較的小規模な建築に利用されます。
これは鉄筋コンクリートとは異なり、コンクリートは流し込みません。

4つ目は、鉄骨鉄筋コンクリート造りです。
こちらは鉄骨でできた骨組みに鉄筋を組み、コンクリートを打った構造です。
こちらは鉄筋コンクリート造りと鉄骨造りの2つを掛け合わせたような構造で、高い耐久性と、柔軟性を備えています。

□家ができるまでの工程を解説します!

着工の前には、地盤調査や地縄張り、地盤改良、仮設工事などを行います。
地縄張りは、立地予定の場所を縄で示す作業で、駐車場のスペースや、他の建物との距離などを確認するための重要な作業です。
準備が整うと、初めに住宅の基礎を造ります。

しかし、いきなり鉄筋を組み始めるわけではありません。
基礎を造るためには、初めに地面を掘削し、その上から割栗石を敷き詰め、間に砂利を敷き詰めます。
この後、コンクリートを詰めたり、床下や室外の給排水管を施工します。

基礎が完成すると、枠組みを組み上げて構造工事を行い、屋根や室内の配管などの細かい部分が次第に仕上げられ、最終的に住宅が完成します。

□まとめ

今回は、住宅の種類ごとの特徴や、家ができるまでの工程を、住宅の基礎を中心に解説しました。
基礎だけでも、かなり多くの作業を要することがお分かりいただけましたか。
この記事がお役に立てますと幸いです。

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