シックハウス症候群を防ぐための家づくりについて弘前市の工務店が解説します!

みなさんは、シックハウス症候群についてご存じですか。
シックハウス症候群は、住宅内の汚れた空気を吸うことで起きる疾患です。
この健康被害を避けるためには、きちんと対策を講じる必要があります。
この記事では、シックハウス症候群を防ぐ家づくりについて、弘前市の工務店が詳しく解説します。

□シックハウス症候群の原因とは

冒頭でも少し述べましたが、シックハウス症候群は住宅内の環境が原因で引き起こされる健康被害です。
ここではその疾患を起こす原因について詳しく説明します。

シックハウス症候群を引き起こす原因の1つは、建築材から放出された揮発性有機化合物による空気汚染です。
揮発性有機化合物は、常温常圧で空気中に揮発する化学物質です。
その種類は様々で、特に人体に影響を与える13種類の物質が高揮発性化学物質と名付けられ、部屋内の濃度基準が定められています。

また、カビやダニも原因の1つです。
特に、カビは増殖の際に高い濃度の揮発性化学物質を放出します。
カビが増えることでダニが発生しやすい環境になり、その糞や死骸を吸うことによって、アレルギー症状が出る場合もあります。

□シックハウス症候群を避けるための家づくりのポイントとは

前の章で、シックハウス症候群を発症する原因をご紹介しました。
それではいったい、どのような家であればこの疾患を防げるのでしょうか。
以下では、シックハウス症候群を防ぐ家づくりのポイントを2つご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

1つ目はホルムアルデヒドの対策を講じることです。
ホルムアルデヒドは壁や天井、床などの合板に使用されている溶剤です。
規制が設けられたことで、現在の住宅における使用量は少なくなっていますが、それでもシックハウス症候群を引き起こす原因となっています。
対策としては、ホルムアルデヒドの室内への侵入を防ぐために天井裏の気密性を高めたり、化学物質の発散量が少ない建材を使用したりする方法があります。

2つ目は換気効率の良い家にすることです。
湿気が多い環境では、カビやダニが発生しやすいため、適切な換気が必要です。
空気を動かすためには入口と出口をうまく配置することが大切です。
窓や通気口を対角線上に置くことで、効率良く換気できます。

□まとめ

今回はシックハウス症候群の原因とその対策方法を詳しく解説しました。
住宅内の環境が原因で疾患になるのは嫌ですよね。
ホルムアルデヒドや換気の対策をしっかりと行い、住宅の空気を清潔に保ちましょう。
家づくりをお考えの方がいらっしゃれば、この記事を参考にしていただけると幸いです。

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