住宅を検討している方へ!工務店が耐震等級について解説します!

みなさんは、耐震等級という言葉をご存知でしょうか。
耐震等級と聞いて、はっきりと意味は分からないが建物の地震に対する強さであると思う方は多いと思います。
そこで今回は、弘前市の工務店である当社が耐震等級についてとベタ基礎について説明します。

□耐震等級

耐震等級とは、地震に対する建物の強度の指標の1つです。
建物の耐震性能を3段階で表しており、数字が大きいほど耐震性能が高いため、耐震強度の高い建物ほど安心して暮らせるでしょう。
日本はご存知の通り、地震の多い国であり、いつ震度5以上の地震がおきるかわかりません。
安心して暮らすためにも、自分の住居の耐震性能を知っておきましょう。

次に、耐震等級の等級区分について説明します。
耐震等級1では、国の定めた最低基準の耐震性を満たしていることで、耐震等級2は耐震等級1の1.25倍の耐震強度を持っており、耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の強度があります。
注文住宅を建設する際に、注文者は建設関係の素人とか関係なく、耐震等級を自由に決められます。
耐震等級1は震度5程度の地震に建物の損害防止効果があるとされているので、自分の住居に耐震等級1を検討してはいかがですか。

□ベタ基礎について

ベタ基礎とは、底面を鉄筋の入れたコンクリートで一体化して、大きな面で建物を支えることです。
大きな面で支えることで、点で支えるより安定性が生まれます。
ベタ基礎を用いることで、荷重を分散でき、耐震性が上がるとされていて、現在では多くの家で用いられています。
注文住宅を建てる際には、家の基礎にベタ基礎を使ってはいかがでしょうか。

同じ基礎に、布基礎があります。
布基礎は建物を点で支える構造になっています。
ベタ基礎と比較して、コンクリートが減り、地面との距離が近くなり、シロアリの被害に会う可能性があります。
布基礎はベタ基礎より耐震性が低く、あまり使われることはありません。

布基礎と比べて耐震性のあるベタ基礎にもデメリットも存在します。
ベタ基礎のデメリットはコストが大きくなってしまうことです。
布基礎と比べてコンクリートの量が多いため、コストが高くなることは理解できると思います。
家を支える大事な基盤であるからこそ、コストはかかりますが、コストをかけて基礎を作ってはいかがでしょうか。

□まとめ

今回は耐震等級についてとベタ基礎のメリットとデメリットについて説明しました。
日本は地震が多く、建物には耐震性が必須です。
ぜひ、注文住宅を検討する際には、参考にしてみてください。

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