タグ「自然素材」が付けられているもの

自然素材 の検索結果 (4 ページ中 1 ページ目)

無垢フローリング|日常のお掃除とお手入れ・メンテナンス方法

注文住宅を検討している方の中には、
フローリングについてのお悩みもあるのではないでしょうか。

中でも、無垢材を使用したフローリングのお手入れについて、
お問い合わせいただくことも多いです。


そこで、今回は無垢フローリングの特徴と日常のお掃除や
お手入れ・メンテナンス方法について、
弘前市で自然素材の新築一戸建てを手掛ける大湯工務店がご説明します。


この記事が、お家づくりの参考になれば幸いです。


       <目次>
_________________________________________

 1.特徴
 2.汚れの原因
 3.日常のお掃除
 4.お手入れ
 5.メンテナンス 無塗装
 6.メンテナンス 自然系塗装
 7.メンテナンス ウレタン系塗装
 8.まとめ

全館空調+自然素材 大きな吹き抜けリビングの珊瑚の家(500×333).jpg


無垢フローリングは、
丸太から切り出した接着剤などを使用していない、自然な状態の木材です。

【無垢材】のメリット
①素足で気持ちいい
②経年劣化を楽しめる
③湿度や温度の調整役
④接着剤不使用 体に害がない自然な状態の木材


【無垢材】のデメリット
①空気中の水分を吸収するため、収縮と膨張してしまい、
フローリングに隙間や反りが生じる
 →施工前に事前処理することで防げる
②加工木材と比べ傷つきやすい
 →その分、愛着がうまれる



・足裏の皮脂や髪の毛や垢汚れ
・繊維クズの汚れ
・砂埃や土埃汚れ
・カビ菌、ダニの糞や死骸の汚れ
・食べカスや油脂の汚れなど


汚したくない、快適な状態を保ちたい、長持ちさせたいと思っていても、
毎日暮らしていく中で、これらの原因をなくすことはできません。

木肌の質感を最適に保つためにもお手入れやメンテナンスが必要になってきます。


基本的には、乾拭き雑巾とし、掃除機・ホウキも併用します。
化学モップとワイパー系のフロア用お掃除シートの使用は避けたほうが良いです。
なぜなら、複合(合板)フロアーを想定床材としているため、
床表面に静電気が発生し、ほこりが吸着するからです。


・表面塗料でお手入れ方法も変わる
 使用している無垢材がどのような表面仕上げかを把握する必要があります。

ご自宅の無垢フローリング材に合っているかしっかり確認して、
それぞれに合ったお手入れ、メンテナンスを日々清潔に過ごすコツです。



・何も塗られていない状態
・メンテナンスが一番難しい
・DIYが好きなお施主様が無塗装をご購入し、ご自身でオイル塗装する場合が多い
・カラカラに乾燥しているので吸収力がある
・足裏の皮脂やコーヒー等もしみ込みやすい


■日々のお掃除
①窓を開ける(可能なら)
②雑巾の乾拭き・ホウキやフロアワイパー(ドライ)でゴミや埃を取り除く
③家具の裏や横の隙間の埃も掃除機等を利用し取り除く
④特に汚れている場所を見つけたら、硬く絞った雑巾で拭き取る
⑤フローリングの隙間に入り込んだ汚れは、爪楊枝で取り除く
⑥更に酷い汚れは、紙ヤスリをかける
⑦削れた場所は、オイルも削られるので、オイルを再塗布する
⑧傷や凹みは状態にもよるが、凹み個所に水をかけ、
必ず当て布をしてアイロンで水蒸気を送り込み、凹みを膨張させる


■メンテナンス
①1~2年毎の定期メンテナンスで、蜜蝋ワックスを塗布する
②浸透しきれないオイルやワックスは、表面に残るためベタつきや汚れの原因となる
③水で希釈する水溶性タイプは避ける。水分はフローリングにとっては大敵。
④使い方によっては、毛羽立ちや反り返りが出てしまう可能性があるため、推奨しない


■お手入れ
 基本、浸透系オイルとお手入れ方法は同じだが、
 紙ヤスリ等は、表面がくすむので使用しない。

■メンテナンス
 1~2年毎に、ウレタン塗装に適したワックスを、乾いた状態で塗布する。
 水性クリーナーの使用は避ける


①日常のお掃除は、雑巾の拭き掃除やホウキをかける。
②時々お手入れするには、簡単な浸透系オイル塗装にする。
③汚れが目立ってきたら、硬く絞った雑巾で拭き、頑固な汚れは紙ヤスリをかける。
④1~2年毎にオイルを再塗布する。凹みが深い場合、
水で濡らし必ずあて布をしてからアイロンの水蒸気をあてる。


思ったより簡単だったでしょうか?手間だな...と感じたでしょうか?
歳月を重ねるごとに愛着の湧く無垢フローリング。
一生涯を過ごす家を建てるなら、家族の体に優しく、
長い間愛着を持てる素材選びをおすすめします。


事務所床.jpg木材サンプル.jpg
弊社事務所の床は、アカシアの無垢材を使用しています。
また、無垢材のサンプルを多数もご用意しておりますので、
実際にお手に取り、質感・色味を確かめてはいかがでしょうか。

その他、ご相談がありましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。






\ 快適でみんなが笑顔で暮らせる /

\ オンリーワンの家づくり /

\ 新築注文住宅なら /

おーゆくんロゴ(150×139).png


【家づくり】珊瑚の漆喰/自然素材の良さを体感③

②からの続き

__________


まず、部屋の空気。
自然素材は空気を綺麗にしてくれるといいますが、まさにそれです。
そこの部屋だけ、空気が澄んでいます。
消臭効果もあるとは知っていましたが、それは本当でした。
他の部屋とは匂いが全く違います。
そこの部屋で寝ると、子どもたちの寝つきもいいし
目覚めもいいような気さえします。

床も無垢材なので、冬でも冷たっ!!となることがないのです。
素足に優しい温度です。

そして洗濯物。
珊瑚が湿気を吸いコントロールしてくれるので
部屋がジメジメせずともちゃんと乾いています。

子どもたちが
「お部屋の匂いがいい」
と言っているので、子どもにもわかる心地よさなのだと思います。

__________


自然素材の良さを体感し
全部屋をすべて自然素材にしたい。
そう思いますが、予算ありきなのでそれは難しい。

だったら全部屋は無理でも
家族が長い時間を過ごすリビングのみ自然素材でもいいし
良質な睡眠のために寝室にのみ使用するでもいい。
ランドリースペースに使用して、効率的に乾かすのもいい。

予算と好みに合わせた自然素材の使い方も
十分に良いのではないかと思います。


珊瑚の漆喰は白のみですが、世界にひとつだけの模様も出来ます。
色がほしいなと思えば、アクセントクロスと組み合わせるのも素敵です。

__________


まだまだ自然素材については勉強中で
知れば知るほど魅力があります。

自然素材のどういうところが良いのか知りたいなぁという方は
ぜひ一度、大湯工務店へいらっしゃってみてはいかがでしょうか☺
事務所にたくさんのサンプルをご用意して、お待ちしております。

事務所サンプル.png


【家づくり】珊瑚の漆喰/自然素材の良さを体感②

①からの続き

__________


自宅の一部をリフォームしました。
元々洋室だった場所を
壁は珊瑚の漆喰、床材も無垢材に変更。

施工のタイミングが合い、私も子どもも珊瑚の漆喰に挑戦。
職人さんがスイスイ塗っていたので、自分も出来ると思っていましたが
想像よりもめちゃくちゃ難しいじゃないですか...
漆喰は塗り方により、世界にひとつだけの模様が出来ますが
そんな模様なんて出来る余裕がありません。

IMG_5440.JPG

子どもも難しいと言っていましたが、飽きることなくせっせと塗っていました。
丁寧に塗ったので、これも世界にひとつだけの模様になりました。

そして完成した部屋がこちら。

IMG_5704.JPG
IMG_5475.JPG

自宅の一部リフォームなので、他の部屋は元のまま。
そこで私は体感するのです。
「自然素材の良さ」というものを...

②へ続く

【家づくり】珊瑚の漆喰/自然素材の良さを体感①

こんにちは☻大湯工務店です。

弊社では日頃より、家づくりにおいて
自然素材にこだわっております。

大湯工務店の家づくりトップ画.png


なぜ自然素材にこだわるのか。
なぜ自然素材をおすすめするのか。
本日は、自然素材をおすすめする理由についてお伝えする内容となっております。


☻ほとんど知識のなかった私はまず、自然素材ってなに?
そこからスタートしました。
調べていくと、様々なメリットがあることがわかります。

【珊瑚の漆喰のメリット】
・抗菌・消臭・防カビ効果
・シックハウス症候群の原因とされる、ホルムアルデヒドの分解
・耐久性バツグン
・防災効果

【無垢材のメリット】
・素足で気持ちいい
・時が経つほど気の風合いが出て馴染んでくる
・湿度や温度の調整役

これらは調べるとたくさん出てくるので、メリットについてはご存じの方も多いと思います。
私もメリットは調べていくうちにわかりましたが...
自然素材は高い。
そんなデメリットが気になってしまい、
「自然素材にこだわらなくてもいいのでは?」と思うこともありましたし
「自然素材の何がいいのか?」と聞かれても
ありきたりの説明しか出来ずにいました。


そんな私の考えを一変する出来事がありました。
その出来事を境に、「自然素材をおすすめする理由」がハッキリとわかりました。
それはまさしく、自然素材の良さを自ら体感したからです。
 
②へ続く

家の耐久性を高めるにはどうしたら良い?長く住み続けるためのコツと一緒にご紹介!

「長持ちする家とそうでない家では何が違うのか知りたい」
「長く住み続けるためのコツを知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、耐久性の高い家を建てるためのポイントと家に長く住み続けるためのコツをご紹介します。
ぜひチェックしてみてください。

□耐久性の高い家を作るためのポイントについて

家は、生活のほとんどを過ごす場所です。
たくさんの思い出や、歴史が詰まった大切な場所ですよね。
そのため、できるだけ長く残したいと思う方は多いはずです。
そこでまずは、耐久性の高い家を建てるためのポイントをご紹介します。

耐久性の高い家を建てるために重要なポイントは、素材です。
日本で家を建てる場合、日本産の無垢の木がおすすめです。
それは、日本で生まれ育ち、日本の気候に馴染みがあるからです。
家は、気候の影響を強く受けます。
そのため、日本の気候に馴染みのある木材を使うことで、風土に合わず故障するという可能性が低くなるのです。

日本産の木の中でも特におすすめのなが、ヒノキです。
ヒノキは、見た目、香り、耐久性など全てにおいて優れているためです。
世界最古の木造建築である法隆寺も、ヒノキが使われています。

ヒノキの他には、スギの木やヒバの木がおすすめです。
スギは筋がなく、目が細かいのが特徴で、耐久性に優れています。
また、ヒバの木には、殺菌性のあるフノキチオールという成分が含まれており、虫に強いのが一番の特徴です。
そのためシロアリ対策としても効果があります。

□家に長く住み続けるためのコツについて

ここまで、家を建てる際のポイントについてご紹介しました。
続いて、建てた後にできる、長く住み続けるためのコツを2つご紹介します。

1つ目は、日常的なクリーニングをすることです。
日常的なクリーニングは、家の寿命を延ばすためにとても大切です。
普段から、点検をしておくことで、異常をすぐに発見できるからです。
早期に発見できれば、ダメージを最小限に留められ、寿命を延ばすことにつながるのです。

2つ目は、リペアを行うことです。
小さい傷だから修理しなくても良いと思い、放っておいてしまう方は多いのではないでしょうか。
しかし、小さい破損だからと言って、そのままにしておくと、大きな破損につながる可能性があります。
このような状況を防ぐためにも、破損を発見したらすぐに修理するようにしましょう。

□まとめ

今回は、耐久性の高い家を作るためのポイントと家に長く住み続けるためのコツをご紹介しました。
当初の疑問が解消されたのではないでしょうか。
ぜひ今回の情報を活用してみてくださいね。
ご不明な点がございましたら当社までご連絡ください。

集成材と無垢材を比較!家づくりをお考えの方は必見!

家づくりを始められる方はいらっしゃいますか。
木の家を作ることを検討されている方に向けて、木材の2つの種類である無垢材と集成材を比較してそれぞれの特徴をご紹介します。
これから家づくりをスタートされる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

□無垢材とは?

無垢材とは、「伐採した木から角材や板など必要な形状に切り出した木材」です。
つまり、自然の木をそのまま使用した素材の名称です。

無垢材のメリットは、3つあります。

まず、木材ならではの調湿性があることです。
室内の湿度を一定に保つことができ、快適な暮らしが出来るでしょう。

そして、自然の暖かさを感じる空間をつくれることです。
木の温かみを直接感じて、リラックスできる家づくりができます。

最後に、月日が経つと経年変化の趣深さを味わえることです。
天然の木材は長年の使用で、飴色へと変化していきます。

デメリットは、調湿をする際に水分を吸ったり放出したりするため、何度も膨張と収縮により木が傷みやすい点です。
また、天然の木を使用しているため、丁寧に扱う必要もあるでしょう。

□集成材とは?

集成材とは、「複数の板を結合させた人工の木材」の名称です。
つまり、天然のものではなく人が手を加えた木材です。

集成材は、建設用と造作用の2種類あり、家づくりの際には建設用が使用されます。
建設用の集成材は、品質管理に高い基準が定められているため強度が比較的高いです。

幅や厚さ、長さなど、希望に応じて自由に接着調整することができるので、幅広いデザインが可能です。
他にも、集成材には無垢材と違って反ったり割れたりする心配が少ないというメリットがあります。
家の基礎の部分に採用する木材として最適です。

ただしデメリットとして、接着剤にシックハウス症候群の原因となる物質が含まれていることが挙げられます。

接着剤には、揮発性有機物質のホルムアルデヒドとトルエンが含まれます。
これらの揮発性有機物質は、空気を汚染し人体に影響を及ぼします。
よって、このような物質が使用される集成材を使用した場合は、シックハウス症候群の症状に悩まされる可能性もあります。

□まとめ

この記事では、無垢材と集成材についてご紹介しました。
日本で人気の構造の1つとして木造建築が挙げられますが、集成材と無垢材にはそれぞれの特徴があります。
それらのメリットとデメリットを正しく理解して選ぶことが大切です。
家づくりに際して不安なことがありましたら、当社までお気軽にご相談ください。

おすすめの木材は?注文住宅をお考えの方に家に使われる木材の種類をご紹介!

家づくりを始められる方はいらっしゃいますか。
その際は家の構造を選ぶ必要があるでしょう。
そこで、住宅に多く使われている木材の種類とその選び方についてご紹介します。
これから家づくりをスタートされる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

□住宅によく使われる木材は?

まずは、住宅によく使われている木材を7種類紹介します。

1つ目の木材は、スギです。
価格も比較的安価で、調湿性があります。
日本では、古くから使用されていた親しみある樹種です。

2つ目の木材は、ヒノキです。
ヒノキもスギと同様に、日本で古くから使用されている樹種です。
乾燥性があることや強度が高いことから、家の基礎部分に使用されます。

3つ目の木材は、アカマツです。
アカマツはヤニが多いことから梁に使われることが多いでしょう。
日本製の物もあるため、価格も抑えられます。

4つ目の木材は、ツガです。
ツガは、強度があり、家の基礎や柱に使われます。
近年は国内での伐採が難しく、値段が高騰しています。

5つ目の木材は、ヒバです。
ヒバは、耐水性が高いことで名を知られています。
香りも強く、虫も発生しづらいです。

6つ目の木材は、カラマツです。
アカマツと同様にヤニが多いことや強度が高いことから、家の基礎として使われます。

7つ目が、エゾマツです。
エゾマツの強度はヒノキに匹敵するほど高いのですが、柔らかく摩耗に弱く保存性も高くないので、建材としてはあまり優秀ではありません。
そのため、柱などの建材として利用されることもありますが、集成材の材料として使われることが多いです。

以上が主に住宅に使用される木材の種類です。

□木材選びのポイントは?

続いて、使用する木材を選ぶ際のポイントをご紹介します。
木材選びの際には、家族構成や皆さまのライフスタイルを意識しましょう。

小さいお子様やお年寄りと同居されている方は、安全性を意識して、柔らかい木材を選びましょう。
子供とお年寄りの共通点としては、足腰が弱いことが挙げられます。
そこで、柔らかい木材を使用することで、体への衝撃を減らしましょう。

ただし、集積材は硬さがあることから、傷がつきにくい傾向にあります。
ジュースや食べ物をこぼしたときの汚れを落としやすいのもメリットで、お手入れのしやすさで選ぶなら集成材も検討すると良いでしょう。

□まとめ

この記事では、木材の種類と特徴についてご紹介しました。
さまざまな種類の木材があるので、それぞれの特徴をよく理解して、選ぶと良いでしょう。
家づくりに際して不安なことがありましたら、当社までお気軽にご相談ください。

湿気に強い木材とは?木が腐るメカニズムについても併せてご紹介!

注文住宅を建てる際、木造にしたいが木は腐敗する恐れがあるため悩んでいる方もいらっしゃると思います。
特に日本は季節によって湿気が大きく変動するため、1年中快適に過ごすためには湿気に強い家を建てなければなりません。

そこで今回は木が腐敗するメカニズムをもとに、湿気に強い木材を紹介します。

□木が腐敗するメカニズムをご紹介!

*木が腐敗する原因は?

木が腐る原因は水だと思う方がいらっしゃると思います。
ですが木が腐る主な原因は水ではなく、「木材腐朽菌」という菌が木材を分解しているからです。
例として、日本にある何百年前に建築されたお寺は何百年もの間ずっと雨に打たれてきましたが未だ腐ってません。

*木材腐朽菌が繁殖しやすい場所は?

木材腐朽菌は80パーセント以上の高い湿度をもつ環境で繁殖しやすいといわれてます。
つまり、屋外がいくら濡れても、お風呂場や洗面所など湿気が発生しやすい屋内の方が菌には好都合だということがわかります。

*木材腐朽菌を繁殖させないためには?

木を腐らせないためには木材腐朽菌を繁殖させない必要があります。
そのためには部屋を風通しの良い設計にして湿度を保ったり、木の呼吸を妨げないようにしたりする必要があります。
木の呼吸を妨げないために過度なポリコーティングをしないことをおすすめします。
湿気に強く腐りにくい木材を使うことで木が腐敗してしまう確率をさらに下げられます。

□湿気に強い木材ご紹介!

木には腐りにくい木とそうでない木があります。
腐りにくい木にはポリフェノールやタンニンなどといった木材腐朽菌が嫌がる成分が含まれています。
例として、ケヤキ、ヤマザクラ、ホオノキなどの木は抗菌作用が高くなっています。

また、建材で湿気に強い木材として、「無垢材」があります。
無垢材は天然の木をそのまま切って使うため、木が呼吸し続けることができ、木の本来の調質機能をそのまま使えます。
無垢材は施工の過程で有害な化学物質を一切使わないため、健康に優しく、小さい子供がいる家庭では大きな魅力に感じられるでしょう。
さらに、無垢材はコンクリートや鉄と比べて伸縮など外部から加えられる力に強く、家を支える柱などにも適しています。

□まとめ

今回は木が腐敗するメカニズムをもとに、湿気に強い木材を紹介しました。
お客様が注文住宅を検討する際、少しでもお役に立てると幸いです。
当社では住宅に関しての質問を随時受け付けております。
お困り事がある際はお気軽にお問合せください。

木の家に関心をお持ちの方は必見!メリットとデメリットをご紹介!

「木の家に関心があるが、どのような魅力があるのだろう」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、この記事では、木の家を作ることを検討されている方へ、そのメリットとデメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□木の家のメリットは?

日本では、多くの方が木の家を選ばれます。
では、なぜ木の家はそれほど人気なのでしょうか。
以下では、木の家のメリットを紹介します。

木の家の最大のメリットは、吸湿性が高いことです。
特に、冬の結露が発生する時期には、木材が水分を吸収してカビの発生を抑えてくれます。
そして、乾燥している時は、木材に含まれる水分を放出することで、湿度が下がりすぎないように調整します。

また、リフォームがしやすいこともメリットです。
木の家は、基礎や土台がしっかりしていて構造物のバランスが良いため、壁を移動させたり、取り外したりしてリフォームを行えます。
そのため、家族構成やライフプランにに合わせて間取りの変更も可能です。

さらに、木の香りはリラックス効果があるので、疲労回復や精神安定に効果があります。

□木の家のデメリットは?

続いて、木の家の3つのデメリットを紹介します。

1つ目が、カビやシロアリの被害があることです。

天然の木材であると、合成された素材に比べてシロアリやカビの被害を受けやすいです。
特にシロアリは、一定の湿度で生息しているため、調湿効果がある木材は最高の生息場所です。
天然の素材を使用される場合は、定期的にシロアリ点検と薬剤散布をしましょう。

2つ目が、品質に大きな差があることです。

木の家は、災害が多い日本に適した耐久性と耐震性がともに優れた構造となっています。
ただし、この強度は施工会社の技術力により差ができてしまうことがあります。
強度の高い家づくりをするには、技術とノウハウが必要不可欠です。

3つ目が、木材が変形することがあるということです。
木は、水分を吸ったり放出したりして調湿をしていますが、その際に膨張と収縮を繰り返すため木材が変形してしまいます。
木材の調湿性能を理解した上で、設計を行うことが大切です。

□まとめ

この記事では、木の家のメリットとデメリットについて解説しました。
木造建築は日本でとても人気ですが、木特有のメリットとデメリットがあります。
それらを正しく理解して、失敗をしない家づくりをしましょう。
家づくりに際して不安なことがありましたら、当社までお気軽にご相談ください。