家の中心に階段がある間取りはどうしてダメ?対処法もご紹介します!

「家の中心に階段がある間取りは良くない」
風水ではこのように言われることが多いです。
しかし、実際に風水以外の視点から見るとどのような点が良くないのか分からない方が多いですよね。

そこで今回は、家の中心に階段を設置すると駄目な理由と、階段の対策について解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

□家の中心に階段があると駄目な理由とは?

ここでは、家の中心に階段があるとどうして良くないのかについて風水以外のポイントから解説します。

1つ目は、窓がないため、暗くなってしまうことです。
家の中心に階段を作ってしまうと、採光性を確保できず、足元が暗くなりやすいです。
足元が暗くなることで、転倒したり、落ちたりといった事故が起こりやすくなってしまいます。

2つ目は、一階部分と二階部分の音が筒抜けになることです。
階段を家の中心部に作ってしまうと、音が響きやすくなってしまい、プライバシーを確保しにくくなります。

3つ目は、エアコンが効きにくくなることです。
暖かい空気は上昇しやすく、冷たい空気は下に行きやすいです。
そのため、夏場は二階が暑くなり、冬場は一階部分が寒くなってしまいます。

4つ目は、火事が起きた際に二階に煙が回りやすいことです。
火事が起こった際、家の中心の階段は煙突の役割を果たしてしまいます。
二階に煙が回りやすくなってしまうと避難の際に危険を伴ってしまうので、注意が必要です。

□家の中心に階段がある間取りの対策方法をご紹介!

ここでは、家の中心に階段を設置する場合にはどのような対策を行えばいいのかについて解説します。

*手すりや照明をつける

家の中心に階段を作る際に考えておかなければいけない最大のリスクが転倒です。
これを避けるためには、手すりをつけたり、足元を照らしてくれるような照明をつけたりすると良いでしょう。
そうすることによって転倒のリスクを下げられますし、おしゃれな雰囲気も演出できます。

*L字型階段にする

L字型階段にすることによって一気に転倒した際に一気に滑り落ちてしまうことを避けられます。
また、光も取り入れやすくなるのでおすすめです。

□まとめ

今回は、家の中心に階段がある間取りと、階段の対策について解説しました。
階段では転倒のリスクを避けるための工夫をして、安全に暮らせるようにしておくことが大切です。
今回の記事を参考に、住宅の間取りでお困りの方はぜひ当社までご連絡ください。
お待ちしております。

外断熱と内断熱の違いとは?それぞれのメリット・デメリットについて解説します!

最近の住宅は断熱機能を備えているものが多いです。
断熱機能には、外断熱と内断熱の2つの種類があり、それぞれで仕組みが違います。
今回は、外断熱と内断熱の仕組みとそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

□外断熱・内断熱の仕組み

ここでは外断熱と内断熱がどのようなメカニズムで機能を果たしているのかについて解説します。

外断熱は建物の外壁の内側に断熱材を入れて、断熱層を作る工法です。
断熱層を作ることによって、冷気と外気を遮断し、室内を一定の温度に保ちます。
断熱材は基本的に、耐水性を持ったプラスチック素材、もしくは発泡素材を使っており、これらの素材で住宅全体を大きく囲いこむように入れられます。

一方で、内断熱とは柱と柱の間に断熱材を入れて、断熱層を作る工法のことです。
断熱材には天然素材やプラスチック素材が多く使われ、全体を囲いこむのではなく、隙間をふさいでいくように断熱材を使います。

以上がそれぞれの断熱の仕組みです。

□外断熱と内断熱のメリット・デメリットとは?

どちらの断熱工法を適用するかを選ぶためには、それぞれのメリット・デメリットを押さえておくことが大切です。

*外断熱のメリット・デメリット

外断熱のメリットは、第一に気密性が高いことです。
建物全体を断熱材で覆うため、気密性に優れ、断熱効果を発揮しやすいです。
また、防湿性も兼ね備えており、結露が発生しにくいため、建物自体の劣化を抑制できます。

一方で外断熱のデメリットとしては、工事の費用が高くなってしまうことです。
大掛かりな工事なので費用がかさみますし、工事によっては敷地にもある程度余裕を持たせておく必要があります。

また、気密性の高さから、換気が簡単にできるような対策をしておく必要があります。

*内断熱のメリット・デメリット

内断熱のメリットは、工事費用を抑えられることです。
外断熱は住宅全体を覆うため、たくさんの断熱材を使いますが、内断熱の場合には隙間を埋めるために断熱材を使うので、工事費を減らせます。

また、短時間エアコンをつけるだけで住宅の中を適温に保てるので、電気代の節約になります。

一方でデメリットとしては、湿気がたまりやすいことや、断熱材がない部分までは対応しきれないということが挙げられます。

それぞれのメリット・デメリットを押さえたうえで、自身が住んでいる環境にどちらの工法が適しているのかを考えることが大切です。

□まとめ

今回は外断熱と内断熱の仕組みとメリット・デメリットについてご紹介しました。
今回の記事を参考にどちらの断熱工法にしようか迷われている方がいらっしゃいましたらぜひ当社までご連絡ください。
お待ちしております。