国産材と輸入材どっちが良いの?特徴と注意点を比較してご紹介!

「国産材と輸入材ってどちらがいいのかな」
「比較して違いを知りたい」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、国産材と輸入材の特徴と注意点を比較して紹介します。

□輸入材と国産材の特徴とは?

*輸入材の特徴

輸入材は、流通量の多さが特徴です。
理由は、北米や東南アジア、ヨーロッパからも木材を輸入しているからです。
そして、流通量が多いということは、値段の安さにもつながります。
安価ですぐ確保しやすいのも輸入材の特徴です。

世界中から木材を集めているので、硬い木材から柔らかい木材まで、種類も豊富です。
住宅や家具をはじめ、小物などさまざまな用途に使用できる点が魅力的です。
しかし、輸入材は海外の広い面積で育つ木材が多いので、国産材よりも大きく育ち、年輪も大きくなる傾向があります。
年輪の大きい木は、乾燥によって変形してしまう可能性があるので注意しましょう。

*国産材の特徴

国産材は、木目が真っ直ぐで年輪が狭いことが特徴です。
これは見た目が美しいことを指しているだけでなく、加工後に湿気で変形するリスクを抑えられます。

しかし、日本で流通している木材のうち、国産材は3割ほどしかありません。
日本は海外と比べて林地面積が狭いので、条件を満たしたサイズの木材を入手するのが難しいからです。
さらに、日本は多湿地域なので、建材として国産材を使用するためには十分に乾燥させなければいけません。
ひび割れや木材の反りが発生すると、建物に歪みが生じてしまう可能性があります。

□輸入材と国産材の注意点とは?

輸入材は世界中からあらゆる種類が輸入されています。
日本とは異なる環境で育てられた木材もあるので、日本の気候に合わず腐食してしまう可能性があります。
また、海外からシロアリを持ち込んでしまう事例や、輸送中にひび割れが起きてしまうことも懸念点です。

国産材は流通量が少ないので、必要な寸法を満たした木材を手に入れるのは困難な場合があります。
また、面積の狭い林地で育った木材が多く直径が小さいので、木材の芯部分が多く、乾燥させにくい点にも注意しなければいけません。

しっかりと乾燥させないとひび割れや木材の反りの原因になってしまいます。
また、限られた木材を最大限に活かすことが必要です。
そのため、乾燥の手間や加工技術が求められるので、コストもかかってしまいます。

□まとめ

今回は、国産材と輸入材の特徴と注意点を比較して紹介しました。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
国産材と輸入材の比較について、さらに詳細を知りたいという方はぜひ当社までお問い合わせください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。