工務店で住宅を建てたい方へ!造作家具について解説

造作家具をご存知でしょうか。
部屋の広さや希望に合わせて作るオーダーメイドの家具のことで、工務店で施工できます。
既製品にはないようなオリジナリティや空間全体の統一感を出せることが大きな魅力でしょう。
しかし、あまりなじみがない方も多いかもしれません。
そこで今回は、造作家具についてご紹介します。

□造作家具のメリットとデメリットとは?
造作家具にはどんなメリットとデメリットがあるでしょうか。
どちらも把握した上で造作家具を検討してみてください。
まずはメリットをご紹介します。
1つ目は、デザイン性を高められることです。
この理由は、素材を空間全体で統一できる強みがあるからです。
また、たくさんの家具をそろえるのはなかなか大変ですよね。
家具の購入費用を抑えられるということも利点ではないでしょうか。
2つ目は、収納が増えて使いやすくなることです。
空間にマッチした造りつけの家具は、家具を買い足さなくても収納が充実しているでしょう。
3つ目は、活用しきれないような無駄になってしまうスペースをなくせることです。
空間を最大限に生かして、快適な家作りができそうですよね。
次に、デメリットをご紹介します。
最大のデメリットは、一度取り付けると取り換えが難しいことです。
もし、ライフスタイルの変化によって必要になる家具も変化することが予想される場合は注意しましょう。

□造作家具の実例を紹介
造作家具は自由度が高いため、様々なケースが考えられますよね。
ここでは、実例をご紹介しながら、造作家具を設ける際の工夫を3点ご紹介します。
まずは、壁一面を活用することです。
例えば、壁の横の長さ全体にローボードを設けて左右のデッドスペースをなくすケースが挙げられます。
また、上部にキャビネット型の家具を設置することでエアコンを隠し、壁をすっきりと見せる方法もあるでしょう。
次は、小物を置く棚を作ることです。
キッチン近くのタイルを施した袖壁に電話やインテリア雑貨を置けるように棚を造作すると、実用的でありながらおしゃれなアクセントとしても機能します。
他には、背面照明を施したワインセラーにもできるでしょう。
最後は、家族に合わせた工夫です。
例えば、高齢の方に向けて玄関に収納できる手すり付きのベンチを設けるというアイデアがあります。
また、子ども部屋にある学習机の上部にロフトベッドを設けるという遊び心のある工夫も良いかもしれませんね。

□まとめ
造作家具について解説しました。
デザイン面だけでなく快適さにおいても様々なメリットがあります。
また、ご紹介した実例が多種多様であるように、造作家具はお客様オリジナルのアイデアが反映できる強みがあります。
ご不明な点がございましたらお気軽に当社までお問い合わせください。

工務店が解説!外壁にタイルを採用するメリットとデメリットとは?

工務店への依頼を検討されていて、外壁にどんな素材を使おうか迷っている方はいらっしゃいませんか。
外壁材にはサイディングやモルタル、タイルなど様々な種類があります。
その中でもタイルはどんな特徴を持っているかご存知ですか。
この記事では、外壁材としてのタイルのメリットとデメリットをご紹介します。

□外壁にタイルを採用するメリットとは?
外壁にタイルを採用する主なメリットを3つご紹介します。
まず1つ目は、外部からの衝撃に強いため傷がつきにくいことです。
タイルは、粘土や石などの自然に存在する素材を固めてできるため、非常に丈夫な素材と言えるでしょう。
外壁の塗り替えが必要になる一般的な理由は、風によって運ばれるほこりや砂で傷がついたところに汚れが蓄積され劣化することです。
傷がつきにくいということは、劣化に強いということです。
2つ目は、水に強いことです。
タイルの中にも複数の種類がありますが、どれも吸水率が非常に低いため、雨の影響をほとんど受けません。
外壁材が水分を多く吸収してしまうと劣化につながります。
1つ目の特徴と合わせて、タイルの耐久性を高める要因になっていると言えるでしょう。
3つ目は、耐候性が高いことです。
自然に由来する素材であるゆえに、劣化の進行が遅いです。
雨風や紫外線などに強いため、長年に渡って家の外観を美しく保てるでしょう。

□タイルを外壁に使うデメリットを紹介
外壁タイルにはたくさんのメリットがありますが、デメリットもあります。
ここでは、主に3つご紹介します。
まずは、初期費用が高くなることです。
現在主流となっている窯業系サイディング材が1平方メートルにつき3000円から6000円程度であるのに対し、タイルの価格は8000円から10000円程度でしょう。
40坪の場合では、約200万円から300万円高くなることが考えられます。
ただし、タイルはメンテナンスにかかる費用が少ないため、長期的に見ると一概にどちらが安いかは言えないでしょう。
2つ目は、剥がれる可能性があることです。
タイルが剥がれて落下してしまうと危険です。
その硬さから、落下したものが人に当たると大けがにつながる可能性があるでしょう。
しかし、耐用年数が極めて長いため、あまり心配する必要はないかもしれません。
3つ目は、デザイン性があまり高くないことです。
自由度の高いサイディングと比べて、タイルは画一的な外観になることが多いです。
そのため、外観のデザインにこだわりのある方は注意しましょう。

□まとめ
外壁にタイルを使用するメリットとデメリットをご紹介しました。
何と言ってもタイルの大きなメリットは耐用年数の長さでしょう。
デメリットはいくつかあるものの、外壁を長く美しく保ちたい方にとってはメリットの方が上回るのではないでしょうか。
何かご質問がございましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。