バリアフリーの家の間取りを決める前に知っておくべきことについて解説します!

住宅を建て替える際に将来のことを考えて、バリアフリー住宅にしようと考えられている方も多くいらっしゃるでしょう。
ただし、バリアフリーに対応した住宅を実現するためには、やみくもに間取りを設計するのは良くありません。
そこで今回は、注意すべきポイントをご紹介します。

□バリアフリー住宅に建て替える前に知っておくべきこととは?

ここではバリアフリー住宅を建て替える前に知っておくべきことについて解説します。

1つ目は、ライフプランを立てることです。
本当に住みやすいバリアフリー住宅を実現するためには高齢者だけでなく、子どもや孫の世代まで快適に暮らせるように設計をする必要があるでしょう。
そのためには、家族の成長やライフスタイルがどう変化していくのかを考慮したうえで、将来を見据えたライフプランを立てる必要があるでしょう。

2つ目は、建て替えられる住宅の大きさを確認することです。
これはバリアフリー住宅への建て替えを行う場合以外でも行っておくと良いです。
敷地にどれくらいの大きさの住宅を建てられるのかを確認することによって、注意すべきポイントが変わってきます。
快適な住宅を実現するためにも、なるべく早く確認する必要がありますね。

3つ目は、予算とスケジュールをしっかりと建てることです。
どのような住宅を建てるのかということ以外にも予算とスケジュールをしっかりと立てましょう。
バリアフリー住宅の建て替えを行った経験がある方は少ないはずなので、しっかりと予算を組む必要があります。

□車いす対応の間取りを設計する際のポイント

*車いす、歩行器の収納スペースやスロープ

車いすの予備を用意する場合や外出用と室内用で車いすを分けられている方は保管場所があると便利ですね。

また、玄関とホールの段差やドアと外の間にスロープを設置することで、一人で簡単に出入りできるでしょう。

*トイレを2つ用意する

トイレは1つよりも2つの方が良いでしょう。
車いすの方にとってトイレは大変な動作ですが、それまでの移動も一苦労です。
そのため寝室近くにトイレをもう一つ用意しておくと便利でしょう。

*トイレには手すりを設置する

トイレを行う際に手すりがあるだけで、スムーズさが大きく変わります。
手すりがあると車いすの方でも安心して一人でトイレができるので、ぜひ参考にしてみてください。

□まとめ

今回はバリアフリー住宅に建て替える前に知っておくべきことと車いす対応の間取りを設計する際のポイントについてご紹介しました。
バリアフリー対応の間取り設計でお困りの方は、ぜひ当社までご相談ください。

新築はロフトが失敗しやすいのはなぜ?活用方法についても解説します!

新築の住宅を建てる際にロフトを設置しようか迷われている方も多くいらっしゃるでしょう。
新築でロフトが失敗しやすいというのは事実です。
しかしロフトは用途を考えた上で配置すれば、十分に活用できるスペースになります。
そこで今回は新築のロフトが失敗しやすい原因とロフトの活用術についてご紹介します。

□新築でロフトが失敗しやすい原因とは?

ここでは新築の住宅でどうしてロフトが失敗しやすいのかについてその理由を解説します。
新築でロフトが失敗してしまう原因は、ロフトの高さに制限がある事です。
ロフトから天井までの高さは140センチメートル以下で設計することが定められています。
そのため、多くの人はロフト内でかがみながら生活する必要がありますよね。
これが原因で思っていたより低く、居心地が悪いということから失敗したという声も多いようです。

また他にも、ロフトは夏場に気温が高くなってしまうということも原因です。
暑い空気は上に上り、寒い空気は下に行くという性質があります。
そのため、ロフトを睡眠用のスペースとして活用されている方は暑さで夜に眠れないこともあるでしょう。

新築でロフトを取り入れる際には勾配天井を取り入れるかどうかということが大きなポイントです。
勾配天井の場合、想像しているよりもはるかにロフトのスペースが狭くなるでしょう。
天井が近いために圧迫感を感じてしまうこともありますね。
そのため、勾配天井を取り入れようか迷われている方は、より慎重にロフトを考えましょう。

□ロフトの活用術をご紹介!

このように失敗した例も多いロフトですが、用途をしっかりと考えておけばとても便利なスペースです。
ここでは便利なロフトを実現するためにロフトの活用術について解説します。

*物置として使う

物置をしておくスペースとしてロフトを使うと便利ですね。
普段ロフトの中を歩く機会もなければ、置いたものを邪魔だと思うこともないでしょう。
ただし、この際にははしごで上り下りをするのは手間ですし、危険です。
そのため、階段型収納を用いてロフトへの上り下りを行うのがおすすめです。

*書斎や遊ぶスペースとしてロフトを使う

ロフトの設置で失敗しないためのコツとしてリビングにロフトを設置すると良いでしょう。
子どもの遊び場にもなりますし、すぐに確認できる位置で子どもが遊んでいるのにも安心できますね。

□まとめ

今回はロフトが失敗だといわれる理由とロフトの活用術についてご紹介しました。
今回の記事を参考にロフトを用いた間取りの計画でお困りの方はぜひ当社までご連絡ください。