住宅ローンで無理のない返済比率はどれくらい?高くなる場合の対処法も解説!

新しく住宅を購入する際には多くの方が住宅ローンを組むでしょう。
その際に考えるのが返済比率です。
住宅ローンを組む際には無理のない返済比率を考える必要があります。
そこで今回は住宅ローンで無理のない返済比率はどれくらいなのか、返済比率が高くなってしまう原因についてご紹介します。

□無理のない返済比率はどれくらい?

結論から申し上げますと、適正な返済比率の目安は年収の20パーセント以内とされています。
例えば、年収が700万円の方の場合、年収の20パーセントですので、適正な年間返済額は140万円以内となります。

ちなみに、手取り年収とは額面収入から大体20パーセントを引いた金額です。
そのため、年収700万円の方の手取り年収は560万円となり、手取り年収に対する年間返済額の割合は約4分の1となります。

手取りにはボーナスも含まれるので、ボーナスを100万円とするとボーナスを除いた手取りは460万円となり、大体返済額は毎月の手取りから30パーセント程度のイメージです。

これはあくまでも目安の金額なので、多少の差が出ても問題はありません。
ただ、この目安をもとに返済額を決めれば、ボーナスをそこまで使わずに住宅ローンを組めるので安心できますよね。

□住宅ローンで返済比率が高くなってしまう場合の対処法とは?

ここでは住宅ローンで返済比率が高くなってしまう場合の対処法を3つご紹介します。

*頭金を増やす

頭金を増やすことで得られるメリットは大きいです。
例えば、利息を少なくできますし、住宅ローンの適用金利を引き下げられることにもつながります。
住宅ローンの適用金利が引き下げられれば、その分返済計画にゆとりを持たせられるので安心できますね。

*他の借入を完済する

住宅ローン以外の借入を完済しておくことも重要なポイントの一つといえます。
他の借入があると、返済比率が上がりますし、審査でも印象が良くありません。
住宅ローンを組む際にはなるべく他の借入を減らしておくように努めましょう。

*返済期間を長めに設定する

返済期間を長めに設定して、年間の返済額を減らすという方法もあります。
借入する際の年齢が若いときには、特に長めに余裕をもって返済期間を設定するのがおすすめです。

□まとめ

今回は住宅ローンの理想の返済比率と、返済比率が高くなる場合の対処法についてご紹介しました。
住宅ローンを返す際には無理のないように返していくのが一番のコツです。
今回の記事を参考に住宅ローンを組む際に分からないことがあれば、ぜひ当社までご連絡ください